3月11日午後2時46分ごろ、マグニチュード8.8 9.0を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生しました。
当時は仕事中。先週にも地震があったので「またか」と思っていたらドンドン大きくなったので窓ガラスから離れ、揺れの収まりを待ちました。揺れている最中に外を見ていると隣の隣のビルが大きく揺れていました。社内は元々荷物が多くないので私が使っているモニターが転倒した位。
その後、外に出てみると近所の人達も出ていて暫く様子見です。その時は携帯電話は繋がりませんでした。
暫くすると第2波。大きく揺れていた隣の隣のビルだけが異常に揺れていました。土台付近はヒビ割れ、住民の話だと内装の壁面もヒビが入ったそうです。
さらに第3波。仕事にならないと判断し、皆帰宅する事にしました。社内に戻って隣の隣のビルを見てみると外壁にもヒビが入っています。このビルは立ち入り禁止にするべきですね。
帰宅と言っても電車をはじめ交通機関は麻痺しています。ここは意を決して徒歩で帰宅する事にしました。途中踏切の音が聞こえる場所があったので「電車が動いている?」と思っていたら踏切内で電車が止まって封鎖していました。おかげで道路も閉鎖です。
駅の前を通ったら長蛇の列があったので「何だろう?」と思ってみてみたら、公衆電話の列でした。携帯電話、家の電話はかかりにくいですが、公衆電話は規制がかからず繋がるようです。歩いている途中で空いている公衆電話を見つけ、家族に連絡して皆の無事を確認しました。
国道6号線を歩いていると下り方向は渋滞です。徒歩のほうが速い位。さらに新葛飾橋を歩いていると一緒に歩いている若者が「東京タワーの一部が曲がったらしい」と話していました。Twitterからの情報らしいです。R6も上下方向が渋滞になって、橋の上から見える常磐線も途中で止まっていて乗客らしき人影が線路上を歩いていました。
その後松戸駅付近の知人宅を訪れて、30分程休憩しました。珈琲とピザ美味しかったです。ありがとうございました。
そして流山街道を歩いてみるとこちらも下りは渋滞です。途中のすばる書店は通常20:00までの営業ですが19:30頃には閉店していました。お腹が空いてきたのでコンビニに寄るとおにぎり、菓子パン類は売り切れでした。4店舗寄ってみましたが何れも同じ。
約27.5kmの道のりを約6時間、約38,000歩で家に着きましたよ。
途中経過を嫁さんにメールで送っていましたが、帰宅してからメールが到着するというタイムラグもあり、交通機関、情報網の混乱がみられる事になりました。
帰宅してTVを見ると東北、関東で大きな被害、都心では家に帰れない難民が多数との報道を見て家に帰れた私は良い方だと実感しましたよ。
今回は地震の後の津波、土砂崩れの災害が大きいと思います。未だ余震が続いていますので今建っている建物もいつ崩壊するか分かりません。
皆様もどうかご無事でお過ごし下さい。
亡くなられた方、被災された方に対して、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
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