更に物色~LSD、トルセンデフの覚書
NA6CEのLSDってビスカスなんですよね。オープンデフでは無いんですが、今一マイルドで効いているんだか何だか分かりません。
マイナーチェンジして、NA8CになってトルクセンシングLSD((株)ジェイテクト製/以下、トルセン)が採用され、ビスカスより効いているのが分かる感じになりました。同時にデフケースが大きくなっています。
トルセンと言っても、タイプAとタイプBがあります。
- タイプA:ウォームホイール/ウォームギア式、エレメントギヤ方式
- タイプB:ヘリカルギア式、プラネットギヤ方式
NA8Cのトルセンはシリーズ1と1.5はタイプA、シリーズ2はタイプBです。タイプAは右に曲がる時と左に曲がる時の効き方が違うんだそうです。
ちなみにNA8Cシリーズ1.5の限定モデル~RSスペシャルは、機械式のLSDでした。
NBへモデルチェンジすると、タイプBの改良型のトルセンが採用され、後期型の通称NB4になるとトルクセンシング式スーパーLSD(GKNドライブライントルクテクノロジー(株)製/以下、スーパートルセン)が採用されます。これはトルセンと異なり、構造から変更され、小型・軽量になりました。機械式並みに効くって噂もあります。コストパフォーマンスも良いと言われていますが、ハイパワーには対応できないのか限定車のターボモデルには採用されていません。
現行のNCもスーパートルセンが採用されています。
そんなNB4のスーパートルセンが我が家へやってきましたよ。
デフケース毎の交換、更にドライブシャフトとプロペラシャフトもまとめて交換すればNA6CEにNB4のデフがボルトオンです。
機械式のLSDも魅力的ですが、サーキットでコンマ数秒のタイムを競っていないし、なんと言ってもバキバキ音も殆どなく、オイルも通常のデフオイルが使え、3,000km毎のオイル交換もないトルセンに憧れていたんですよねぇ。
見た目はノーマルですが、中味はノーマルじゃなくなって来たのは内緒です。(ぼそっ)
注)全ての年式に言えますが、オープンデフが採用されているグレードもあります。
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